こんにちは、なかぶです。
なぜだかすっかりザリガニ好きになってしまったムスメとヨメ。
そいつらを満足させるために、お盆休みの谷間になる8月12日、日帰りで裏磐梯まで「ウチダザリガニ釣り大会」に参加してきました。
平日とはいえ、世間は休日モード…(仕事してる人ゴメン)
すっかり休みのつもりで行くと、高速道路はETC割引なし…。
ということで、往きは朝5時に出て、アクアラインと首都高だけは使って、川口から国道4号線、白河からは国道294号線を使って、ひたすら下道で行きましたよ。
そうしてたどり着いた、裏磐梯観光協会はこちら。
裏磐梯観光エリアのちょうど中心にある感じです。
観光協会さんが開催するこの企画。
ウチダザリガニを釣って、その場で食べちゃおう!ってのが趣旨です。
ザリガニを食べちゃうってのがすごいですよね。
どうして食べるのかってのは、あとで。
なお、参加費は1人¥1,500です。(裏磐梯地区に宿泊する場合は割引あり)
13時過ぎにこの観光協会で受付を済ませ、そこで指示された場所まで車で移動。(10分ほど)
会場は適度に木陰もあり、湿度もあまり高くないので、日陰は涼しく感じます。
釣り竿、網、バケツを用意してくれます。
2人で1チームなので、竿は2本用意してくれます。
エサはもちろんあたりめ。(7&iホールディングス?製、写真なし)
その趣旨とは…
ウチダザリガニってのはもともと食用として養殖するために輸入されたものだそうです。
しかし、何者かが自然に離してしまいました。
在来種の二ホンザリガニや、先に食用ガエルの餌用として輸入されたアメリカザリガニを駆逐してしまう勢いで増えてしまいました。
そこで、環境省はウチダザリガニを「特定外来生物」として指定し、駆除することにしたそうです。
でも、特定外来生物は生きたままの移動が禁止…。
なので、移動できないなら駆除したその場で食べちゃえ!
ってことで、この企画が始まったとのこと。
ちなみに和名のウチダザリガニの「ウチダ」は日本人の人名からきており、アメリカ原産とのとこです。
さて、ウチダザリガニについてのお勉強も終わったところで、ザリガニ釣り大会プレイボール!(?)
制限時間は1時間です。
この近辺以外にも、裏磐梯周辺の湖沼に生息が確認されているそうです。
さあ釣るぞ!と意気込んでみたものの、最初に1匹かかっただけで、全然釣れない…。
ザリガニの姿は見えてるんだけど、つかんでくれない、とか。
エサが豊富なんでしょうかね…。
結局1時間がんばって、なかぶ2匹、ヨメ2匹、ムスメ0匹という釣果でした。
しかし、すごい人はいるもので、20匹以上捕まえたチームが2チーム。
最高で23匹ということでした。
全部で200匹近くを「駆除」。
集めるとこんな感じになりました。(これが2杯)
そして駆除したあとは、試食タイム。
まずはさきに茹でておいてくれたウチダザリガニをいただきます。
エビやカニと同じく、茹でると赤くなります。
まずは頭と胴体を分けて、胴体の皮をむき、背ワタをとってから食べてみます。
食べた感じは、エビっぽいです。
驚いたのは、全然泥臭くないこと。
さすが、人間の食用として輸入されたことだけある味です。
泥臭くないのは他のザリガニと比べて、きれいな水にしか生息しないためらしいです。
あと食べられるのはハサミ。
ちっちゃいですが、カニっぽい味わいでした。
時間のない人はこれでおしまいですが、このあと釣りたてのウチダザリガニを茹でたてでいただきます。
なかぶは、3匹ほどで十分でしたが、ムスメとヨメは最後まで食ってました。
最後は、参加賞として缶バッジと子供にはノート、あと自由研究用の参考資料もいただいて終了です。
—
今期はまだまだ開催されるようです。
(裏磐梯観光協会パンフレット)
詳細、申し込みは裏磐梯観光協会まで。
結構人気のようで、直前では申し込みできないこともあるみたいです。
夏休みに自然と触れ合うこんな1日もいいかなと思います。
(遠かったけど…)
よろしければ、参考にしてください。
ではでは~。