こんにちは、なかぶです。
「ドライブイン」という言葉、令和のこの時代ではあまり聞くこともなくなりましたが、まだまだ現役で営業しているお店もたくさんあります。
今回は国道410号線の旧道沿いで今も営業を続ける、ドライブインミムラさんに行ってご飯を食べてきました。
外見は古くて、前を通っても営業してないと思い込んでいましたが、しっかりと営業を続け、地元のみならず遠くからも足しげく通う人がいるほどの人気の食堂。
その人気の秘密を探ってきましたので、紹介したいと思います。
ドライブインミムラの場所
バイパスができて交通量が減った国道410号の旧道(久留里街道)沿い、三田交差点から500mほど北に進んだこの場所にドライブインミムラさんはあります。
外観はこんな感じ。

赤い三角屋根が特徴的な建物は、410号バイパスや久留里線の車内からもその屋根を見ることができます。
「ミムラ」の文字ははっきりと見えますが、「ドライブイン」の文字はすっかり薄くなっているところに歴史を感じますね。
逆光で見づらいですが、入口にはしっかりとのれんが出ており、営業していることを示しています。
いやー、昭和レトロ好きの方なら、もうこのたたずまいだけでご飯3杯くらい行けそうですよね(笑)
メニュー
お店に入ると、そこはもうザ・昭和という感じ。
夏休み真っただ中だったので、テーブルの向こうのテレビでは高校野球中継が放映されていました。

壁には錦鯉の写真が貼られていたりと、いい雰囲気。

メニューはカウンターの上に短冊形式で表示されています。

麺類、ご飯類、どんぶり類と食堂らしいラインナップ。
もっともリーズナブルなラーメンは590円、一番高いヒレカツライス、天ぷら定食でも1,050円と手ごろなお値段で食事をいただくことができます。
※価格は訪問当時で変更になる場合があります
よく見るとメニューの中には小さい文字で「ニコニコ現金払い」のユニークな短冊が紛れています。

こんなところも昭和っぽいですよね。
今回は食べたいものを食べようということで、上カツライス(1,030円)をご飯大盛(+100円)でお願いしました。
肉はお肉屋さん直送?専門店にも負けないとんかつ
注文すると、店主が何やら電話。
するとすぐにお肉屋さんが袋に入った肉を届けてくれました。
お肉は小櫃駅近くにある精肉店「肉のトヨシマ」さんから仕入れているらしく、新鮮なお肉をいただくことができるようです。
そしてすぐにとんかつが到着。

メインのとんかつ、ご飯、みそ汁、ぬか漬け2品(きゅうりと大根)といった内容。
さすが上カツだけあり、とんかつは厚く切られた食べ応えあるとんかつ。

厚手の肉にしっかりと衣をまとい、肉から衣がはがれるようなことがない、しっかりとおいしいとんかつでした。
みそ汁はこの日はダイナミックに切られたなすのおみそ汁。
なすががっつり入っていて、こちらも満足感のあるみそ汁でした。
これで1,130円。(ご飯大盛分含む)
お値段以上の価値があるように感じましたよ。
別の日にどうしてもアジフライが食べたくなって再訪。
アジフライ定食は小ぶりのアジが3枚のった、これはこれでボリュームのある定食。

小ぶりとはいえ、揚げたてサクサクのアジフライはご飯が進みましたよ。
ちなみにこの日は、オーソドックスなわかめと豆腐のみそ汁でした。
再訪時に一緒に行ったヨメはタンメン(790円)と餃子(450円)を注文。
タンメンのお肉は鶏肉とちょっと変わってましたが、薄味でおいしかったということで、ヨメはスープまで全部飲み干しちゃうほどでした。

また餃子はちょっと盛り方が雑ですが(汗)、しっかり具が詰まっており、にんにくが効いていて食べ応えのある餃子でした。

いや~、どれもおいしかった~。
ごちそうさまでした。
さすが50年続く人気のお店
写真ではお客さんが他にほとんど写っていませんが、実は1回満席で入れなかったというほど、地元では人気のお店。
いや、地元だけじゃなくて、駐車場に止まってた車のナンバーを見ると、野田とか川崎とか地元以外からもたくさんのお客さんが来るほどの人気店でした。
農作業の合間に、またドライブインという名前の通りドライブの途中で寄ったりと、様々な使い方がありそうなドライブインミムラさん。
見た目は古いですが、おいしい食事をリーズナブルにいただけるお店なので、小櫃や久留里のほうにお出かけの際は寄ってみてはいかがですか。
ほかのお客さんが頼んでいた料理で多かったのは焼肉定食だったので、次はそれを食べに行ってみたいと思います。
お店の詳細
名前 | ドライブインミムラ |
場所 | 君津市三田89 |
営業時間 | 11:30~13:30 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | あり |
ではでは~