こんにちは、なかぶです。
すでにお知らせしたとおり、なかぶは11月1日から君津中央病院に入院し、手術を受け、11/22に退院しました。
この記事では、どこが悪くて入院したのか、中央病院への入院ってどんな感じなのか、非常に個人的な視点ですが、自分の備忘録としてまとめておきたいと思います。
参考になるかどうかわかりませんが、よろしければご覧ください。
まずは病気の診断、入院に至るまでの経過です。
どこが悪かったのか
悪かったのは「心臓」です。
一時期盛んにテレビCMが流れていましたが、心臓弁膜症という病気で心臓を外科的に治してもらいました。
CM↓これですね。(YouTubeより)
CMは65歳以上のかたが対象のようですが、なかぶはアラフィフで弁膜症になってしまいました…
(なかぶの場合は加齢の影響ではなかったようですが)
診断までの道のり
最初に異常がわかったのは3月に受けた人間ドック。
心電図に異常が現れていたらしく、最後の問診で聴診器を当てられ、「心音に雑音があるので見てもらったほうがいいでしょう」と言われたのが最初でした。
その後、かかりつけのお医者さんに行き、一応精密検査してもらいますか、ということで中央病院の循環器内科を紹介してもらい、心臓を外から超音波で見る「心エコー」という検査をした結果、弁膜症の1つである「僧帽弁閉鎖不全症」という診断がおりました。
自覚症状はほぼなく、まあ階段上ったときに息切れがするかな、という程度でしたので、意外でした。
(息切れは体格のせいだと思ってた…)
弁膜症は手術しないと治らない…
中央病院での診断では心臓の左心室と左心房を仕切っている弁(僧帽弁)が一部開きっぱなしになっているため、肺から左心房に来て、左心室から大動脈を経由して全身に送られるはずの血液(動脈血)が、左心房に逆流してしまっている状態ということでした。
(心臓の弁イメージ:心臓弁膜症サイトより)
逆流しているにもかかわらず、全身に送られる血液の量は正常値とのことで、それだけ心臓に負担がかかっている状態。
状況は4段階で示されるらしく、当初の診断では3~4(4が一番悪い)ということでした。
このまま無理を続けると、心臓の筋肉が伸びて、いずれは心不全になって命にかかわる、と言われてしまいました。
弁が物理的に悪いので、薬で治すことはできず、根治するためには外科的に治す(手術)をするしかないという診断で、今度は心臓血管外科を紹介してもらいました。
手術をすすめられる
心臓血管外科では心エコーより詳しい心臓の動きを調べるということで、「経食道心エコー」という検査を行いました。
心エコーでは普通の超音波エコーと同じように、外側(皮膚)から超音波を当てて中の様子を診断しましたが、経食道心エコーでは、エコーのプローブを胃カメラのように食道に入れて、心臓と隣接した食道から超音波で心臓の動きを見るというもの。
胃カメラもやったことがないなかぶ。
先生が親切で、麻酔をかけて一時的に眠った状態でプローブを入れて検査してくれました。
(麻酔しないと「オエッ」ってなっちゃうらしいです)
結果は逆流が鮮明にわかり、やっぱり手術が必要ですね、と再確認。
ホントはもうちょっと後が良かったんですが、後になるとまた同じ検査をもう一度しないといけなくなるということで、半分仕方なく11月に手術を受けることに決めました。
手術はもちろん、入院さえ縁がなかったので、初めての経験。
いちおう管理職なので仕事を調整して、1ヶ月ほどの有給休暇を申請し、不安とともに入院の日(11/1)を迎えました。
つづく…