こんにちは、なかぶです。
かずさ地域でおいしい水というと君津の久留里が有名ですが、富津でもおいしい水をいただける場所が何ヶ所かあります。
今回その1つで、ずっと前から気になっていた、古船(こせ)浅間神社の御神水を初めて汲ませていただいてきましたので紹介します。
古船浅間神社の場所
車で行くには非常に便利な国道127号沿い、木更津方向から行くと富津中央ICを過ぎてすぐの上り坂の途中にあります。
国道からすぐの場所に鳥居があり、失礼ながらこんなところでおいしい水がいただけるのかと思うような場所です。
でもちゃんとおいしい水がいただけます。
駐車場完備
上の写真にも書いてありますが、水を汲みに来る方のための駐車場が国道沿いに用意されています。
駐車場から鳥居までは20mくらいでしょうか。
水汲み専用の台車まで用意されていて、もういたれりつくせり。
ただ、慣れている人は鳥居の前に車を停め、水を汲んでいました。
(確かにそれほど迷惑にはならないと思います)
でもきっと神様は見ているので、ちゃんと駐車場に停めましょうね。
水汲みは蛇口から
鳥居の先にある水汲み場は、もともとは神社参拝の方の手水用に汲み上げていた井戸水。
なので、水汲み場は立派な龍の像がある手水の後ろ側。
汲み上げられた水は蛇口から出てきます。
蛇口のレバーには汲み上げられた水が常時かかっていますが、これはコロナ対策でレバーを洗ってくれているそうです。
心配りが本当にありがたいですね。
ありがたくお水を汲ませていただきました。
なお、このお水、自噴しているわけではなく井戸の水をポンプで汲み上げているそうで、電気代がかかっています。
なので、お水をいただいたら、少しでもいいのでお賽銭を入れましょう。
なかぶも少しですが入れてきました。
鹿野山からの恵み
富津の名峰といえば鹿野山ですが、この鹿野山かつては海底にあり、それが隆起して今の山になったそうです。
山の大部分を占める砂層は天然のろ過機の役目を果たし、その砂層を通した水が周辺の地下にたくさんあり、それを汲み上げて利用させていただいている、というわけですね。
昔は自噴していて、周辺では醤油やお酒を作っていたそうですが、がけ崩れや道路工事などでそれもなくなり、現在のポンプでくみ上げる形になったそう。
そんなことが、この説明書きに書いてありました。(詳細は読んでね)
ここからそう遠くない佐貫にある宮醤油も、鹿野山から湧き出る水を使っているそうなので、同じ質の水かもしれませんね。
立派なご神木
水汲み場のすぐ先には本殿に続く階段があり、その両側には立派ないちょうのご神木が植えられています。
樹齢は両方とも推定300年以上。
長年にわたり雨風に耐え、周辺の変遷を見守ってきた貫禄がありますね。
今回は水に夢中で上の本殿まではいかなかったのですが(スミマセン)、次に行ったときには本殿まで行って参拝してきたいと思います。
かなりおいしい水です
ビニールのバッグに10リットルほど汲ませていただき、自宅に持ち帰って、そのまま飲んだり、ヨメが料理に使ったりしていますが、そのまま飲んでもにおいもクセもなく、とってもおいしいお水です。
焼酎を割ったりもしていますが、まろやかでかなりいい感じです。
なかぶ家ではこれから定期的に汲みに行くことになるでしょう。
車で行くならかなり便利な場所ですし、南房総へのドライブの途中にちょっと寄ってもいいと思いますので、前を通ったらちょっと寄ってみてはどうでしょうか。
ホントおいしい水なので、おすすめです。
ではでは~
[…] […]