こんにちは、なかぶです。
2/1からアクアライン高速バスの定期券にWEB券導入、回数券もWEB券の導入と合わせてかなりの変更になると、1/10に日東交通、京浜急行バスのWEBサイトで発表がありました。
そのちょっとかなしい内容についてお伝えします。
一番の衝撃は羽田行き回数券の廃止
個人的に一番衝撃なのは、木更津ー羽田線の回数券廃止。
1/31をもって販売終了し、利用できるのは6/30まで、それ以降は手数料無料で払い戻しとなります。(2024年3月31日で払い戻しも終了)
いままでは10,000円で11,550円分使えたので、結構使ってた自分には大打撃…。
そういう人、少なくないのではないでしょうか。
飛行機のイラスト入りの回数券でしたが、そのユニークな回数券ともお別れですね。
ちなみに同じタイミングで館山・君津ー羽田・横浜線も回数券が廃止されますが、こちらは今までなかった定期券が新たに導入されます。
館山ー横浜間の定期券は1ヶ月で88,610円、6ヶ月だと478,490円とびっくりするような値段ですw(使う人いるのかな…?)
品川、横浜は区間式回数券への変更とWEB券の導入
今までの回数券は金額式で区間ごとに枚数を変えて支払っていましたが、特に品川行きの回数券は最後まできっちり使おうとすると、絶対に現金を足さないとダメでした。
こちらも2/1から、その品川線と横浜線の回数券が区間式に変更となります。
区間式なので、袖ケ浦までと木更津(品川線は長浦も)までとで別の回数券となり、WEB券であれば10回分の値段で11回乗れる綴りとなるようです。
「WEB券であれば」と書いたのは、紙の回数券とWEBの回数券で値段が異なり、品川線の場合は下記のようになります。
品川から | 1回の 正規運賃 | 紙の回数券 (11枚) | WEB回数券 (同左) |
袖ケ浦BT、袖ケ浦駅まで | 1,270円 | 13,000円 | 12,700円 |
木更津駅、長浦駅まで | 1,380円 | 14,000円 | 13,800円 |
割引率は7%(紙)~9.1%(WEB)程度。
これまでの紙の回数券は10,000円で11,480円分使えて、割引率は12.9%だったので、だいぶ割引率が低下することになりますね…。
また今回の回数券の変更に合わせて、バス車内での回数券の販売が終了となり、乗り場周辺の案内所での販売のみとなりますので、ご注意ください。
WEB定期券の導入
すでに東京駅(バスターミナル東京八重洲)への路線では導入されていますが、横浜、品川、羽田および館山ー羽田・横浜線でもスマホアプリ「バスもり!」によるWEB定期券が導入されます。
合わせてWEB定期券限定で6ヶ月定期も導入され、定期券はちょっとお得に購入することができるようになります。
もちろんWEB回数券も「バスもり!」による販売。
定期券も回数券もこれまでは現金のみの販売でしたが、「バスもり!」の導入で、クレジットカードでの購入ができるようになるのは、ちょっとしたメリットかもしれませんね。
コロナ禍でバス会社も大変なので…
ここ数年の新型コロナウイルスによる在宅勤務の普及で利用者数の低下があり、バス会社の本音としては値上げしたいところだと思いますが、回数券の廃止、割引率低下で踏みとどまったのは、各バス会社の努力によるものかもしれません。
東京駅への路線はバスターミナル東京八重洲乗り入れ時に値上げになったしね…。
それにしても羽田線で回数券がなくなっちゃうのは、個人的には痛いです。(しつこい)
なお今回の発表の詳細につきましては、下記の各バス会社のリリースをご覧ください。
- 日東交通
【高速バス】2/1(水)~『木更津品川線』『木更津横浜線』『木更津羽田線』『館山・君津~羽田・横浜線』現行回数券の廃止 および 一部改定について - 京浜急行バス
回数券発売終了について
回数券の新設について
定期券の新設について
なかぶは今度の給料もらったら、はりきって買いだめしたいと思います。
売り切れ…なんてことにならないようにお願いしますよ、バス会社さま。
ではでは~