年末の首都高、おそるべし…

こんにちは、なかぶです。

年末ですね。
今年もあと1週間を切りました。

なんでも「平成最後」が付くこの年の瀬、平成最後のクリスマスの日に大変な思いをしました。

きっとアクアラインのバスで通勤してる方は、みんな同じような状態だったでしょう。

来年以降の参考にするために、ここに体験談を記録しておきます。

平成最後のクリスマスの日（2018（平成30）年12月25日）、なかぶは八王子で仕事をして、木更津まで帰るべく、18:00頃に京王線を新宿で降りました。

バスタ新宿発18:20のバスに乗るために地下から南口に向かい、18:15には乗り場に到着。

すると、バス停の表示はこんな状態。

上から順番に発車するのですが、一番上が18:30、次が17:00…。
もうメチャクチャでした。

17時台のバスは来ないまま、18:25には案内の通り18:30発の日東バスが到着。

（あせって縦横間違えてたみたい…）

前の便（17:00のJRバス）が来てないのに、17:00の券を持っている人は発券しなおしてくださいとか訳の分からない案内…。
システム上仕方ないのかもしれないけど、時間もないし、臨機応変な対応が必要なのでは、とちょっと思いました。

しかし、たくさんの乗客を乗せ、定刻に君津に向けて出発していきました。

君津行きを見送った後、なかぶはいつ来るかわからない木更津行きを待ちます。

ちょっと前に見た首都高の交通状況はこんな感じ…。

真っ赤でした。

首都高はもちろんのこと、こんな時間に普段渋滞することのないアクアラインの上りまでほぼ全線渋滞。

ただ一つ救いなのは、新宿から乗る中央環状線は大井までほぼ渋滞がなさそうということ。
でも、係員による案内では、羽田空港まで1時間半くらいかかりそうということでした。

待つこと数分、木更津行きの臨時便が出るとの情報があり、待っていると来ました。

車両と乗務員のやりくりをして、臨時便を出してくれたようです。

ただし、このバス、こういうことが書いてあり、運賃箱がないので、車掌さんを乗せてツーマン運行でした。

小田急バスの大英断により、思ったより早くバスに乗ることができました。
ありがとう！小田急バス。（正確には小田急シティバス？）

ということで、バスタ新宿を18:40くらいに出発。
まずは、甲州街道を西に向かいます。

もう、バスタ新宿を出た瞬間から、甲州街道が渋滞…。
大した距離もないのに、中央環状線の初台南ランプまで25分ほどかかりました。

ランプの入り口上にある案内では、大井JCT→汐入 渋滞14km の文字。
その先の案内では 汐入まで110分 の表示…。

もう年末の普通の渋滞を超えてますね。

中央環状線に乗ったら右側車線だけ大橋JCTまで渋滞してましたが、東名方面に行くわけではないので、左側でスルー。
その後は表示の通り、大井JCTまで数分間はスムーズでした。

大井で湾岸線に入ったところ、本線は渋滞中。
のろのろと進みます。

羽田線方面に分岐する東海JCTでは、湾岸線の両方向はもちろん、側道である国道357号線（いわゆる湾岸道路）、さらに羽田線方面に通じる連絡路まで、車内から見えるすべての道路が全部渋滞という、珍しい光景でした。

ちなみに側道。（大井市場の前あたりです）

前方。

上のほうに赤い点々が写ってますが、これが羽田線に向かう連絡路です。

その先も渋滞…。
空港のそばまで来ても、まだ渋滞してました。

空港中央ランプを過ぎて少しすると、いました事故車が。
それも３車線の真ん中で検証中…。
それ、どかせられなかったの？

しかし、現場を過ぎれば渋滞解消！
と思いきや、空港が終わろうとする多摩川トンネルの手前からまた渋滞…。

浮島まであとちょっとなのに足止めを食らいました。
どうやらその先の川崎航路トンネルで事故があったようで、そこまで渋滞してたみたいです。

浮島JCTまで我慢して、やっと渋滞終了…。
アクアラインの下りは順調でした。

が、トンネルを抜け、海上に出ると、反対側の上り線はこんな状態。

平日のこんな時間（20:00過ぎ）にアクアライン上りが渋滞してるなんて、初めての光景でした。

そしてバスは無事金田BTに到着。
貸切車なんで、料金所ではETCが使えず、「2番でお願いします」と言って料金を払ってました。

金田で再度高速（アクア連絡道を袖ケ浦方向）に乗るとき、こちらは通行券をとらないといけないので、とってる間にさっそうとETCレーンを通過していった小湊バスの行先は「新宿」と書いてありました。

その小湊バスは、アクア経由をあきらめ、陸周りで新宿に向かったんでしょう…。
ご苦労様です。

そして袖ケ浦ICではまた料金を支払い、バスタ新宿から1時間40分で袖ケ浦BTに到着しました。

なかぶはここで下車。

運転手さんと車掌さんの2人で手分けして料金を受け取っていましたが、それなりの時間がかかってしまっていました。
こうやって見ると、バスの運賃箱って実はすごかったんだ、ということが分かりました。

貸切車ですが、前面にはちゃんと行き先が表示されてましたよ。

明るいんでちょっとつぶれちゃってますが。

なかぶは新宿から1時間40分で着きましたが、Twitterを見てみると、
　・東京駅から陸周りを宣告された人
　・品川から2時間半かかって木更津まで帰った人
　・東京駅から京葉線で帰った人
といろいろなパターンがあったようで、みなさん苦労されたようでした。

お疲れさまでした。

最後に、こんなパニック的な状況で、バス会社の運行状況案内はどうなってたかというのを、一応チェックしておきました。

まずは便数がかなり多い日東交通。

全便平常通り、との表示でした。

次に高速バスではかなりの規模を誇る京浜急行バス。

こちらも「情報なし」との普通通りの表示。

最後にアクア系統では最大の路線数を誇る小湊鐵道バス。

こちらはちゃんと「ダイヤ乱れ」の表示。
場所の都合で4路線しか表示してませんが、五井系統やガウライナーも表示されていました。

ということで、今回は小湊バスに軍配、かな？

—

もしかすると年内にこういう状況があと何回か来るのかもしれません。
今年もあとちょっと、がんばりましょう。

あと、バスドライバーさんも一般車のドライバーさんも、年末だからといって焦らずに、事故には十分気を付けて運転をお願いします。
なかぶも気を付けますので。

ではでは～