こんにちは、なかぶです。
我が家では毎年この時期の恒例行事となった、千葉県長生郡白子町へのたまねぎ購入ツアー。
毎年4月下旬から5月にかけて販売される、白子町の新たまねぎを買いに行くツアーです。
今年もこの時期だけの旬の味覚を買いに行ってきましたので、たまねぎの購入場所や相場などについてお伝えしたいと思います。
白子町ってどこよ?
白子町(しらこまち)は千葉県南東部、有名な九十九里浜に面した、比較的温暖な気候の場所にあります。
海沿いの砂地の土壌で水はけもよく、たまねぎの生育に適しているようで、ここで採れる新たまねぎは辛みがほぼなく、生のままでかじることができるくらい甘いたまねぎです。
また、この時期にはたくさんの農家さんでの直売やたまねぎ狩りなども行われており、町を上げてのたまねぎ推しの地域となっています。
毎年この時期になると、テレビ番組で紹介されたりもしますので、ご覧になった方も多いかと思います。
まあ、検索してこの記事にたどり着いた方にとっては、すでにご存じのことですよね(笑)
去年は高かった
去年(2022年)は他地域でのたまねぎの生育状況が芳しくなく、全国的にたまねぎの相場が上昇し、白子町での販売よりも市場に流した方が高く販売できたためか、白子町内での流通量が減少し、購入制限もかけられたりしてなかなか買えない状況でした。
たまねぎの相場も10kgで3,000円程度と例年の2倍近くに高騰し、気軽に買える値段ではなくなっていました。
今年の状況は
2023年5月1日、たまねぎ狩りが解禁になった当日に、白子町にたまねぎを買いに行ってみました。
農産物直売所ひまわり
まずは白子町で一番大きい農産物直売所「げんきの里 ひまわり」さんへ。
店頭に並ぶたまねぎのパレットを見ると…。
あれー、空っぽ…。
今年も生産量少なめか!?と思いきや、いやいや、タイミングが悪かっただけで、直後に生産者さんがトラックで納品に来ていました。
というわけで、直売所ひまわりさんでも普通に購入できそうです。
値段も昨年の10kg3,000円というありえない値段と比較すると半分の10kg1,500円と、平年並みの値段となっていました。
路上販売
去年はかなり少なかった農家さんによる畑のそばでの路上販売も復活。
白子町のいたるところで、こんな感じで採れたてのたまねぎを畑の目の前で販売しています。
こちらも10kgで1,500円程度で販売されていました。
セブンイレブンでも
なかなか生鮮食品は扱うことが少ないコンビニでも、この時期の白子町内の店に限っては、生のたまねぎを扱っています。
店頭にはどどーんとたまねぎ。
セブンイレブンの看板の下には「たまねぎ販売中」の文字も。
こちらのセブンイレブン白子中里西店では、10kg1,800円、5kg1,000円で販売されていました。
町のお店でも
そして、コンビニ以外の町のお店(地方によくある何でも売ってるお店)でも、独自ルートで仕入れたたまねぎを販売しています。
なかぶ家ではこの「2L」と記載のあったたまねぎを購入。
小粒のものよりも、大きいほうが味もよく、使いやすいので、この2Lサイズと大きいのを選んで購入しました。
こちらも10kg1,500円と直売所と同じ値段。
大きいのを安く買えて満足でした。
たまねぎ狩りもスタート
本当は買うだけじゃなくてたまねぎ狩りもやりたかったのですが、今回うかがった5月1日はたまねぎ狩りスタート当日ということもあり、お目当ての農家さんが「予約のみ」と書かれていたためあきらめ、購入だけにしました。
白子町のホームページによると、5月中は町内約50か所の畑でたまねぎ狩りを実施しており、価格は10kg1,500円、5kg800円と購入するのと同じになっています。
詳しくは白子町ホームページの案内をご覧ください。
上記ページからもリンクしているたまねぎ狩りマップ(pdf形式)への直リンクはこちらからどうぞ。
自分で畑で採ったたまねぎを食べるのは格別ですよね。
あ、マップには電話番号が書いてあるので、お目当ての農家さんがたまねぎ狩り可能か、事前に確認していくのをおすすめします。
たまねぎ祭りも復活!ですが…
2019年を最後に、新型コロナウイルスの影響で3年間中止となっていた、「おいしさ一番『白子たまねぎ』祭り」ですが、ついに今年は開催されることが決定!
場所は例年とほぼ同じ場所である、白子町自然公園内古所多目的広場及び野球場で、開催日時は2023年5月14日(日)の9:00~14:00とのこと。
祭りの内容としては、
- 白子たまねぎ等地元特産品の販売
- 各種模擬店の出店
- 各種団体による実演など
となっており、これまでの開催と異なり、たまねぎの収穫体験はありません!
いつもは早い時間に並んで順番取りをしていましたが、今年は収穫体験はないので、並んでもたまねぎ狩りはできないのでご注意ください。
通販・ふるさと納税でも
白子のたまねぎは大半が白子町の中で消費され、例年は市場に出回ることがほとんどないため、基本的には白子に行かないと手に入らないもの。
ですが、白子町までは行けないけど、白子町の新たまねぎを食べたい!という方にはちょっとお高めになりますが、通販という手もあります。
JA全農が提供するJAタウンで白子のたまねぎを扱っており、予約販売にはなりますが、購入することが可能です。
10kgのたまねぎが関東なら送料込みで4,300円。
生産者から直接購入できるサイト食べチョクでも林農園さんのたまねぎを購入可能。
こちらはたまねぎ10kgが東京なら3,756円(たまねぎ3,000円(税込)+送料756円)とちょっとお安くなっています。
そのほかにも食べチョクで白子のたまねぎを扱っている農家さんがあるので、リンクしときますね。
また、ふるさと納税の返礼品にもラインナップされているので、下記の各ふるさと納税サイトから入手することも可能です。
- さとふる「メディアでも話題!生でも美味しい白子町産新タマネギ10kg(大玉)」
- 楽天ふるさと納税「生で食べても美味しい!白子産の新玉ねぎ10kg」
- au PAY ふるさと納税「白子産玉ねぎ 10kg ふるさと納税」
7,000円の寄付で白子の新たまねぎ10kgの返礼品がもらえます。
あとかなりの限定にはなりますが、千葉県にチェーン展開するスーパー「せんどう」でも白子町産のたまねぎを販売することがありますので、近くにお店がある方は、タイミングよければ購入することができるかもしれません。
旬の味覚をぜひ!
今年は通常通りの値段に戻った白子町の新たまねぎ。
本当に甘くて、生でも全然いけますので、ぜひ食べていただきたい、千葉県の旬の味覚の一つです。
現地に買いに・狩りに行く、通販・ふるさと納税で入手するなどいろいろな入手方法がありますが、1年のうちでも今しか食べられないので、とってもおすすめの野菜です。
1回食べてみていただければそのおいしさがわかると思いますので、見かけたらぜひお手に取ってみてくださいね。
ではでは~